仕事をしていると指を使う機会が多く、たまに不快感が出ることがある。
指の使いすぎによる腱鞘炎だと思っていたが、場合によっては肘部管症候群を発症するケースもあるそうだ。
特に気にしたいのが、小指のしびれである。
腱鞘炎の場合、よく使う指や手首、肘が痛くなるものだが、肘部管症候群には特徴があり、主に小指と薬指にしびれが出ると聞いた。
肘部管症候群になると、手と腕に存在する尺骨神経が過敏に反応する。
この尺骨神経が圧迫されることにより、患部にビリビリとした感覚が起こる。
不快な症状が出始めたタイミングはまだ良い方で、怖いのは進行する症状であることだ。
放置していると、次第に手や手首周辺がやせ細っていく。
感覚が麻痺を起こし、手や指を使う作業が困難になる。
かなり悪い状態になると、回復まで相当な時間がかかるそうだ。
単なる神経痛だ、腱鞘炎だと思い込み、自然回復を待っているととんでもないことになる。
不快感が出て、しばらく安静にしていても元に戻る様子が無いなら、早めに整形外科で診てもらうことが大切だ。
運動経験や過去の骨折の他、加齢による肘の変形も原因になると聞いた。
これから長く仕事を続けるためにも、肘部管症候群について今知っておいて良かったと思う。

くわしくはここ→小指のしびれ

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